平成25年大相撲春場所 十三日目

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白鵬の24回目の優勝が決まってしまった。十三日目での優勝決定は白鵬は4度目。24分の4。なお千代の富士も4度あり、歴代トップタイに並んだ。圧倒的に強い横綱の証しだ。

今日の相手の豪栄道も、白鵬に為す術がなかった。白鵬は立ち合い後すぐに顔を張って右を差して左上手を取った。豪栄道は簡単に許しすぎる。何度も何度もやられている。そして差された右下手を嫌がる素振り。素振りをするだけで、切れない。切る技術もないのではないか?

白鵬はその姿をあざ笑うかのようにタイミングを計って左からの上手投げ。きれいに転がった豪栄道。解説の北の富士氏が言うように、白鵬の今場所の投げが決まっている。見ていて爽快だ。力強さが余計に際立つ。

転がった豪栄道を、白鵬は気合いを入れるようにポンと叩いた。あまりにも無抵抗な負け方に「しっかりせいよ!」と言いたかったのではなかろうか。

豪栄道や栃煌山、それと大関陣に提案がある。白鵬に勝つことだけを目的にして稽古してみてはどうだろうか。今までの白鵬との対戦のVTRをもう一度全部見て、敗因を分析して、白鵬の動き方・技の出し方を研究して、どうすれば勝てるのか、自分にどういう技術があればいいのかを徹底的に考え抜く。そしてそのことだけを稽古するのだ。自分が無様に負けたVTRを毎日毎日見ればいい。

白鵬の相撲のレベルは相当高い。勉強する要素がたくさん詰まっている。白鵬に勝てること=ほとんどの力士に勝てること、だと言っていいと思う。

白鵬も数年後には力が衰えてくるだろう。そんな白鵬に自然にだんだん勝てるようになるだろう。それまで指をくわえて待つのか?今、せっかくいいお手本がいるのに、そのお手本まで自分の力を高めることに「利用」しないともったいなさ過ぎる。相撲界全体のことを考えても大きな損失だ。

2年前の稀勢の里は、どんなに調子が悪くて星が上がってなくても、白鵬戦では燃えた。気迫が違った。それに押されて白鵬にも苦手意識があった。白鵬-稀勢の里の対戦はわくわくしたものだ。これこそ、お金を取れる相撲。

最近の稀勢の里にはそれがない。理由は2つ。まず、気迫だけではいつまでも太刀打ちできない。もう一つは、白鵬に研究されたこと。横綱として苦手を作ってはいけないという、白鵬の危機感。対して稀勢の里側に研究した跡は見られない。

勝手な意見を長々と書いてしまった。あまりにも無抵抗だった、そしていつまでも無抵抗な豪栄道を見て、つい書きたくなった。明日1年ぶりに見に行くのに優勝が決まってからに!という恨み節も混じっているかもしれない。

今日で8回目の満員御礼。七日目から続いている。おそらく明日も、明後日もだろう。
明日の満員御礼に一役買ってきます。テレビに映るかな?