平成24年大相撲九州場所 十二日目

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ん~、残念な結果になってしまいました。白鵬が勝って日馬富士が負けて、星の差二つに。日馬富士は昨日から連敗。

先に取ったのは白鵬。相手の琴奨菊が勝つパターンとしては左の下手が取れること。それで白鵬は苦杯をなめている。今日の白鵬はそれを頑として許さず、逆に琴奨菊はそれにこだわって何度も巻き替えを試みたがいずれも失敗。それに乗じた白鵬が完勝した。琴奨菊は巻き替えにこだわりすぎた。それは他にパターンがないということだろう。横綱にそう何度もワンパターンで勝てないよ。そろそろステップを一段上がらないと。でも今日は横綱が完璧だった。今の琴奨菊に求めるのは厳しいかな。

白鵬の勝利を受けて日馬富士。相手は妙義龍。関脇の地位を保っている若手で、次の大関候補。立ち合いからスピードがあって、押して相手を起こすという、日馬富士と似たスタイル。最近では妙義龍に速さで負けていて、中に入られて一気に寄られている。先場所は苦し紛れの首投げで日馬富士がなんとか勝ったほどだ。そんな要注意の力士なのだが、その妙義龍、今場所は元気がないのだ。もう負け越しも決まっている。速さも力強さもイマイチ。

説明が長くなりました。そんな両者の対戦。日馬富士が速さで勝れるかがカギだと予想していた。今日はどうだったか。立ち合いは五分だった。激しい突き合い。こうなれば横綱が落ち着いて対応すれば勝てる、と思ったのだが…。横綱が突いたところを妙義龍に体を開いて、いなされてしまった。バランスが崩れた日馬富士。そこをチャンスに出る妙義龍。しかし残った。ここでこらえた日馬富士はさすが。そして左の上手を素早くつかんだ。これもさすが。形勢逆転か。喜んだ日馬富士は一気に寄っていく。土俵際まで追い込まれた妙義龍は思い切ってすくい投げ。二人はほとんど同時に落ちたが、喜んで慌て気味だった分、やや日馬富士の足がついていかず。物言いの末、軍配はやはり妙義龍に。

惜しかったな、横綱!いなされた直後の上手に、喜んで一気に行くのもよくわかる。勝負って難しいね。大胆さと冷静さの使い分け。状況判断。でも妙義龍のすくい投げも見事だった。

けどなあ、千秋楽の前に優勝が決まるのだけは避けてほしいんだけどなあ。。今場所は白鵬で落ち着くのか、やっぱり。

松鳳山は豪栄道にうまい相撲で勝利。期待の若手だ。
舛ノ山は稀勢の里相手に、負けはしたが十分に善戦。しかし痛い左手でよくすくい投げにいけるなあ。
それに比べて・・・と言いたくないが、大関の鶴竜、琴欧洲ときたら・・・。