平成24年大相撲九州場所 十四日目

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白鵬の優勝が決まった。今年大阪での春場所以来。インタビューで「長かった」と答えた。そうだろうな。二場所連続で日馬富士に優勝をさらわれて、脇役に甘んじてたもんな。引き締まったいい顔してるよ。

旭天鵬が負けた時点で優勝は決まったのだが、自分の取組でも全く隙を見せず、鶴竜相手に素早く右を差して完勝。優勝決定日に負けることは自分の美学が許さなかったのだろう。白鵬の厳しさ。まだまだ孤高。

日馬富士は今日も破れてなんと四連敗で五敗目。相手の稀勢の里はなんだかんだ言われても四敗なので、それよりも後れをとった。日に日に相撲が悪くなっている。今日は立ち合いが高いし、稀勢の里の左おっつけで完全にバランスを崩した。古傷の足首が痛んでいるという情報を裏付ける、あっけない内容だった。

そうだな。もう、悪い時の日馬富士だな。同情もするが、彼はこの先ずっとケガとの闘いになるはず。それは横綱昇進時からわかってたこと。早すぎる試練だが、どう付き合いながら乗り切っていくか。はたまた短命横綱で終わってしまうか。白鵬とは違う横綱像を見せて欲しい。そういう意味で明日の千秋楽結びに期待しよう。でも白鵬にも意地があるからなあ。相当強い意地が。あっけなく勝負がつくのかなあ。

琴欧洲の相撲は今日もいただけない。彼は投げの打ち合いに弱い力士。自分が相手を投げ、同時に相手も自分を投げたとき、必ず先に落ちて負ける。ここだけに注目して琴欧洲を見るのもおもしろいよ。今日も豊ノ島との投げの打ち合いで負けた。それも、自分から先に投げ始めたのに、先に右手を土俵に付いたのだ。いやいやいや、それはアカンでしょ。顔から落ちたり肩から落ちたりするのを嫌がったのだ。きれいに相撲をとりたいのだろうな。厳しさや意地などとは無縁の人だ。

ラジオの解説の北の富士さんは、特に前半は、めんどくさそうだった。それはそれでめちゃくちゃおもしろい、私はね。実況の佐藤アナがたびたび話を振るもんだから、いちいちマイクに近づくのが億劫だったのだろう。多分北の富士さんは放送席でいつもふんぞりかえって相撲を見ている。「腹筋がつって苦しい」と言っていた。十四日目に優勝が決まって機嫌が悪そうだったよ。

さて、明日は平成二十四年最後の大相撲。北の富士、舞の海、藤井のゴールデントリオ。力士別の一年の総括を語り合っていただきましょう。