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平成25年大相撲初場所 七日目

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元横綱大鵬の納谷幸喜さん死去のニュースが十両の取組中に伝わってきた。私の記憶に残っている最初の横綱は大鵬だ(柏戸の記憶はなぜかない)。取り口などは覚えてないが、史上最多でまだ破られていない32回の優勝回数が示すように大横綱だった。貴乃花とも朝青龍とも白鵬とも親交があったと聞いている。それだけ慕われていた。明日からのテレビ中継で大鵬の取組がいくつも放送されることだろう。

上位陣は琴奨菊を除いて安泰。両横綱が安定している。日馬富士は連日の速攻。見ていて気持ちがいい。相手は大きい魁聖。まわしを与えたら力で持って行かれる。日馬富士は立ち合い後すぐに強烈なのど輪。狙っていた。魁聖はたまらず横向きに逃げた。その機を逃さず左上手を取って出し投げ。動き始めている大きな体は止まらない。振り回された魁聖の後ろについた横綱は、丁寧に送り出して決めた。この一連の動きがスムーズだ。これからの日馬富士も楽しみになってきた。

白鵬も豊響相手にすぐ右を差した。豊響も一応左脇を締めて対抗したが、難なく差されて左上手も取られた。横綱十分、いや十二分の体勢。豊響も力が強いので土俵際まで押されたものの、危ない感じは全くせず、余裕だ。横綱は左に回り込んで相手について来させ、その勢いも利用して左からの上手投げ。苦し紛れの投げではない。考えられた、完璧な相撲。おそらく自然に体がそう動いているのだろう。強い。格が違う。横綱が慌てさせられる相撲も面白いが、このようなタイプの違う落ち着いた取組を最後に二番見られて、納得だ。

テレビの解説は相撲協会・前理事長の武蔵川親方(元・三重ノ海)。昨日に続いて珍しい顔。武蔵川さんも定年だからね。理事長時代は不祥事の対応に追われたため厳しい顔しか見られなかったが、今日は一人の力士・親方としての顔だった。安心した。私の小さい頃、三重ノ海の名前もよく耳にした。成績を確認すると、大関・関脇時代が長かったのだなあ。横綱在位は六場所だ。今日の放送では懐かしい映像、懐かしい力士がいっぱい出てきた。大鵬、輪島、旭國、・・・。一時代を築いた人だ。

横綱に昇進したときに先代の武蔵川親方から「一簣功(いっきのこう)」という言葉を贈られたそうだ。簣(き)は土を運ぶ篭(かご)のこと。土を入れて一つずつ運んでいかないと大きな山は作れない。上に行くほど運ぶのが辛くなる。そして最後の一つを積み上げないと山は完成しない。
私も肝に銘じます。

琴欧洲は前傾姿勢かつ腹が大きい臥牙丸の前まわしを引いて出し投げの勝利。手が長い彼しか取れない相撲。
松鳳山は粘ってこらえて残して諦めず、逆転の小手投げで客席を沸かせた。相手は大関の琴奨菊だった。
豪栄道の相撲が粗くなってきた。まわしを取れなかったら引いてしまう悪い癖。二桁勝利をあげれば来場所は大関獲りで盛り上がるのに。

舛ノ山は相手のまげに指が入ってしまって反則負け。残念!もちろん故意ではない。客席からも解説陣からもブーイング。
雅山、今日は気迫を見せたが七連敗。

隆の山は魅せた。とったり、一回転、うっちゃり。取り直しになって立ち合いに当たらず右に思い切り変わって、千代の国が鉄砲玉のように土俵の外へ飛んで出た。隆の山の涼しい顔。千代の国の悔しい顔。

午前十時にチケットが売り切れ、札止めになった。相撲人気上昇傾向、か?

ラジオで沢田石和樹アナが栃乃若を「たかのわか」と実況。解説の北の富士さんが指摘。
「たかのわか??オレの聞き間違いかな?(笑)」「いえ、栃乃若です・・・」

平成24年大相撲九州場所 十三日目

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なんとか盛り上げて見ようと思ってきた九州場所も残念ながら尻すぼみ・・・。日馬富士が今日も負けて四敗。白鵬は勝ったので星の差三つ。日馬富士の優勝はなくなった。いや、別に優勝までは望んでなかったけど、千秋楽結びの一番まで興味をつないでほしかった。せっかく横綱が二人になったのだから。

ラジオの舞の海さんによると、日馬富士は疲れてきてスタミナ切れだと。そうかもしれないな。また、相手の鶴竜が、このところふがいなかったのに、今日はいい相撲を取った。巻き替えの応酬で見ごたえはあった。最近ずっと思ってるのだが、大関陣は頑張るべきところがずれている。だから大相撲が盛り上がらないのだ。手を抜いて相撲を取れなんて言わないが、相撲のレベルを日々安定させてくれなくては。

今日の稀勢の里も白鵬に圧倒負け。琴奨菊も妙義龍に圧倒負け。琴欧洲に関しては「この内容ではお客さんからお金を取れない」(舞の海)ほどの情けなさ。ため息。

明るい話題は松鳳山だ。素早い動きでいきなり左上手を取って、反応よく投げてスパッと決まった。考えた、気持ちのいい取り口。来場所の新三役は確定的。

明日、二敗の旭天鵬が負けた瞬間、もしくは白鵬が勝った瞬間に優勝決定。確率はかなり高い。

最後にトリビア。
・序ノ口優勝の舛東欧(ハンガリー出身)はメチャメチャ日本語が流暢。びっくりするよ!
・吉田賢アナが幕下の実況。とても珍しいこと。藤井、刈屋、吉田のベテラン三アナは幕内の実況しかしないのだが、今年に入って吉田さんが十両を担当する日が出てきた(人手不足?)幕下は珍しい。数年前に刈屋さんが一度担当したが。今日は予定の船岡アナに代わってのことだと思われる。やっぱり聞きやすいわ~。

・今場所から三輪アナが十両の担当をするようになった。若手で出てきたのはやはり三輪さんかー。順調に育ってね。沢田石アナも有望でイケメンなのだが、九州には来てない。どうでもいいけど、若手で高山アナと高木アナがいて、紛らわしい…